【本】社内プレゼンの資料作成術
ソフトバンクで孫正義社長に数々のプレゼンを行ってきた著者が、資料作成術を分かりやすくまとめた本。
今私が取り組んでいるプロジェクトは、他部署も巻き込んで大勢の人たちを動かさなければならならず、各部長に体制の相談をする機会が増えている。
時間がなく、ロジカルな部長陣にどのようにプレゼンしたらやりたいことが伝わるのか、ヒントを得るために読んでみた。
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▼エッセンス
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■社内プレゼンは3分に終わらせる。
長くても5分。提案のポイントが十分に整理できていない証拠
■枚数は5~9枚
■プレゼン資料は読ませてはならない
■構成
①現状報告
何が「課題」か?
(なぜ?)
その課題の生じる「原因」は何か?
②提案
(だから、どうする?)
「原因」を解消する「解決策」
コストとスケジュールは必ずいれる
(すると、どうなる?)
「解決策」を実施した「効果予測」
すべてのシートに
根拠(データ)→結論
ワンセット
■その他テクニック
キーメッセージは、13文字以下、中央よりやや上に置く
ポジティブは「青」
ネガティブは「赤」
ワンスライド=ワングラフ
グラフは「左」、メッセージは「右」
グラフとメッセージを縦に並べると頭に入ってこない
「▼」マークをつかう、「↓」は使わない
例:
来客数減少
▼
要対策
論理の誘導にはアニメーションが有効
折れ線グラフは角度をつける、お尻に数字を置く
アンケートは読ませない
データは1年以内の期間指定で検索
補足データはすべてアペンディックス
イラストではなく写真を使う
異常値は見逃さない
1日は寝かせる
決済者4タイプ「傾向」と「対策」
決済者の左目をみて話す
聞かれたことだけをこたえる
質問がでなかったら「合意ということでよろしいでしょうか」と言ってみる
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先日、隣の部署の部長に提案したことがあったが、原因のところを飛ばして、対策部分を話してしまったから、あいだが抜けていると指摘されたのかもしれない。
グラフとメッセージも、いつも縦に並べてた。。。
とにかく、シンプルにロジカルに日々勉強。
- 作者: 前田鎌利
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/07/31
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